生物物理教室 沿革・概要

生物科学専攻・生物物理学系の母体となる生物物理学教室が、京大理学部に設立されたのは1967年(昭和42年)である。以来40年間、生物物理学系は、「様々な生命現象を分子から細胞レベルで物理科学的に理解する」というポリシーのもと、生物研究の爆発的発展に呼応してダイナミックに進化している。当初は6講座(原形質物性学、分子生物学、生体高分子構造学、生体高分子反応学、量子生物学、理論生物物理学)として発足したが、昭和60年に形質発現学講座、平成5年に分子発生生物学研究センターが設立された。平成7年の大学院重点化による改組で3つの大講座(情報分子細胞学、機能統合学、高次情報形成学)となり、その中に7分野(旧講座に対応)が新設された。平成9年に機能統合学講座に新たに機能構造認識分野が設立され、8分野・1センターとなった。その後、新設された京都大学大学院生命科学研究科に生物物理学教室から3分野が移籍し、センターの分野振り替えが行われた結果、現在3講座6分野の体制で研究が行われている。

大学院生物物理学系としては、上記の6分野(基幹講座)にウイルス研究所、再生医科学研究所、化学研究所からの6つの協力講座を加え12分科で教育・研究が行われている。各分科はそれぞれの分野で最先端の研究を続けていると自負している。