京都大学ウイルス研究所 遺伝子動態調節研究部門 情報高分子化学研究分野
形質発現学分科

スタッフ

大野 睦人 教授

北畠 真 助教

谷口 一郎 助教

研究内容

研究テーマ: 真核生物では、細胞は核膜により細胞核と細胞質という二つの区画に分断化され、遺伝子はイントロンによって分断化されている。大野研究室では、真核生物固有の細胞構造や遺伝子構造に起因する遺伝子発現機構をRNAをキーワードとして研究する。主なテーマとして、(1)RNAの細胞内分配の分子機構、(2)突然変異や損傷で機能喪失したRNAの品質管理機構、(3)イントロンの代謝機構、など。研究はウイルス研究所(京大病院地区)において行なわれる。


a fig of researchRNAにも多くの種類が存在し、核内で転写された後、細胞質へと核外輸送されるものと核内の様々なドメインに輸送されるものが存在する。これらRNAの選択的輸送は遺伝子発現のために必須の過程であるが不明な点が多い。この核の中でのRNAの選別はRNA上のどのような目印を識別して行われるのか、またその識別を行う因子はどのようなものなのか?これらの問題を中心にRNAの輸送機構を研究する。

a fig of research真核細胞は突然変異や傷害によって機能を持たなくなったRNA分子をどう処理するのだろうか?損傷を負ったリボソームRNAは、選択的に分解される経路と、修復を行う経路の両方により品質管理を受ける。